エクスプレスライン(空港⇔マッカサン:直通)
パヤタイエクスプレス(※2014年から休止中)
シティライン(空港⇔パヤタイ:全8駅各駅停車)
エアポートレイルリンクは空港-マッカサン駅をノンストップの13分ほどで走るエクスプレスラインと、空港-パヤタイ駅を同じくノンストップの17分ほどで走るパヤタイエクスプレス、パヤタイ-空港間を6個の駅でつなぐ各駅停車のシティラインの総称です。※2014年5月14日よりパヤタイエクスプレスは車両点検のため運行を休止しています。パヤタイから空港へ向かう場合、空港まで各駅停車を利用するか、マッカサン駅まで各駅停車を利用し、マッカサンからエクスプレスに乗り換える必用があります。 マッカサン駅はアソーク通りをラチャダー方面に進んだペッブリー通りの北側、MRT(地下鉄)の駅Petchaburi(ペッチャブリー)駅から約300メートル、徒歩5分の位置にあります。スクンビットエリア、特に奇数側からはタクシーで行きやすい場所となっています。パヤタイ駅はBTSパヤタイ駅に直結しており、そのままスクンビット線に乗ることができます。エクスプレスの営業時間 はマッカサン発空港行きが朝6時30分から深夜12時30分までの間、空港発マッカサン行きは始発6時00分、終電12時00分、運行間隔は上下線共に1時間毎となっています。シティラインの営業時間 はパヤタイ発空港行きが6時02分から24時02分、空港発パヤタイ行きが5時56分から24時02分までで運行間隔は約15分毎となっています。パヤタイと空港間のシティライン乗車時間は約26分ですので、現在のところシティラインの方が利便性が高くなっています。
空港では4番ゲートから では空港からエアポートリンクに乗ってみましょう。エアポートリンクの乗り場は到着ロビーの更に2階下、「B1」階になります。到着ロビーは2階、タクシー乗り場が1階、リンクの乗り場はB1階ですので2フロア降りることになります。電車の乗り場はフロアのほぼ中央にあるため、回転ドア4番のゲート手前右側にあるエレベーターかそのエレベーターを回りこんだ後ろにあるエスカレーターでB1階へ行くのが最短距離となります。
回転ドア4番出口
4番出口の右にあるゲートを出ます
エレベーターでB1階へ
又はエレベーターの先にあるエスカレーターの裏側に回ります
このエスカレーターでまずは1階へ
1階に着いたらエレベーターを左に回りこみます
Train to Cityの看板に従い再びエスカレーターでB階へ
このフロアに出ます
B1階で各駅か急行かの選択 B1階に着くとまず目に付くのが「Train to City→」と書かれている青い案内版、先に進むと右手にスロープが見えてきます。このスロープにもエスカレーターが設置してあり、手前が青のCITY LINE(各駅)、奥が赤のEXPRESS LINE(急行)と分かれていますのでご注意下さい。このエスカレーターを降りた先にチケット売り場があります。 シティラインは自動販売機と窓口で切符を購入、エクスプレスラインとパヤタイエクスプレス(休止中)は窓口で切符を購入し乗車します。
エクスプレスライン乗車 空港⇒マッカサン駅のエクスプレスの運行時間は朝6時から夜12時まで1時間毎、マッカサン駅⇒空港は朝6時30分から24時30分までで同じく1時間毎の発車、ホームは地下鉄と同じくガラス戸で仕切られていて、電車のドアと同じタイミングでガラス戸も開くようになっています。列車内に入ると床は絨毯張りで、シートの色は紫、4人が向かい合って座るボックス席と二人掛けシートの組み合わせとなっています。シートを回転させることはできませんので、進行方向を確認せずに席に座ると後ろ向きに走るということになりますので「向き」を確認の上、席を確保しましょう。
エアポートリンク空港駅ホーム
ガラス戸が同時に開きます
車内 エクスプレスラインには日本と同じく「網棚」が設けてあります。「網」ではなくプラスチック製ですが、BTSにもMRTにも無かったものなので画期的に感じられます。さらに背もたれと背もたれの間、三角状の空間にはゴミ箱もあります。しかし成田エクスプレスや京成スカイライナーのようなラゲージスペースは殆どありませんので大きなスーツケースを持って乗る人は「どこに置けばいいの?」となってしまいます。
網棚があります
発車2分後に地上へ ホームを発車し、2分もするとトンネル内から地上へ出ます。大きく左へカーブし、モーターウェイと平行に走る頃にはかなり高い所を走ります。右手にモーターウェイ、左手には田園風景が広がる車窓からの眺めを見ていると速度がかなり上がるのを感じます。お子様連れの方は進行方向右側の席で高速道路を見ながら乗るほうが良いでしょう。
進行方向左は田園風景が広がっています
右側はモーターウェイと平行に走ります
マッカサン駅到着 エクスプレスラインに乗車の方は空港駅を発車後約15分でマッカサン駅へ到着です。スクンビット方面に向かわれる方はここからタクシーが便利でしょう。駅の係員が空港と同じく行き先とタクシーのナンバーを記帳しますので、安心してタクシーを利用することができます。ただしスクンビット方向へ行くには「右折禁止」の関係で一旦大回りしなければならないためバンコクの地理に詳しくない方は「どこへ向かっているんだろう?」となってしまいます。イースティンホテル、バンコクパレスなどのホテルへ行くには問題ありません。プラトゥナーム、サイアム、シーロム方面に向かわれる方はここでのタクシー乗車をオススメします。 このマッカサン駅はタイ航空のチェックインもできるBANGKOK CITY AIR TERMINAL=BCATとして運用されているため、非常に広い構内となっています。
2011年からタイ航空がチェックイン可能のBangkok City Air Terminal
荷物検査用機器
パヤタイ駅から空港へ パヤタイエクスプレス(休止中)の追加で少し便利になったエアポートリンク、BTSパヤタイ駅から空港へ行くにはこの方法がベストという方法を提示しましょう。 1.BTSを利用 パヤタイ駅があるのはBTSスクンビット線、東はベーリング駅からサイアム駅を経由してチャトチャックウィークエンドマーケットのあるモーチット駅までを一直線で結んでいます。従ってこのBTSスクンビット線に乗れば自動的にパヤタイ駅まで到着しますのでこれが一番簡単な方法となります。ペニンシュラやヒルトンホテルのあるトンブリー地区やチョンノンシー、シーロムエリアから乗車される方はBTSシーロム線になりますのでサイアム駅で同じフロアの反対側ホームのBTSにご乗車下さい。階段やエスカレーターを乗り降りする必要はありません。 2.タクシーを利用 BTSパヤタイ駅には地上からの昇りエスカレーターは一箇所しかなく、エレベーターはありません。従ってこのエレベーターに行き着く必要があります。それにはパヤタイ駅前のパヤタイプラザビルを目的地にしてタクシーにご乗車下さい。 ご乗車の際に下記のFor Taxiをコピーしてプリントしておくと便利でしょう。 【For Taxi】 ไปส่งที่ ตึกพญาไท พลาซ่า
パヤタイ駅ホームに入るとTo Airport Rail Linkという看板があります
BTSホーム内の側道を進みます
エアポートリンク パヤタイ駅がすぐに見えます
ゆるいスロープになっています
乗車券を購入するか空港で買った半券をお持ちの方はここで見せて下さい
朝6時から深夜12時まで30分毎 乗車時間は17分です
MRTへの乗り換え マッカサン駅構内にはMRT(地下鉄)の張り紙があります。実際にその張り紙の案内に従いMRTペチャブリー駅へ移動してみたところ、距離にして約300メートル、段差があるためキャスターバッグを引いての移動には大変不便で、しかもMRT駅へ行くには交通量の多い通りを渡る必要があるため、非常に危険です。荷物の多い旅行者にはオススメできないルートと言えます。
正面の通りを右へ
この道を横断しなければなりません
スクンビットは右方向ですが右折禁止
乗り換えてシティラインヘ ではここでシティラインへ乗り換えてパヤタイまで行ってみましょう。広いマッカサン駅構内を「City Line Train」の表示に従い歩きます。この移動だけで優に5分以上かかります。シティラインの切符はMRTと同じくコイン型のトークン、自動販売機で購入します。画面右上に「English」ボタンがあり、これを押せば表示が英語に切り替わります。硬貨、紙幣共に利用可ですが、やはり古く汚い紙幣は読み込みができないらしく新しいお札の方がスムースに購入できます。なお、本来は領収書の発行まで出来る機械のようですが2010年12月現在はまだ使用できないらしく「Do you want to continue without receipt? (領収書を発行しないまま続けますか?)」という表示が出ますので「Yes」を選択してください。「No」を選択すると最初に戻ってしまいます。
改札を通るときは黄色い部分に当てるだけ
ここでは「Yes」を選択
シティライン車内 シティラインの車両やホームはBTSとほぼ同じです。ブルーの横並びの席に黄色い安全棒が並び、網棚はありません。ラゲージスペースは先頭車両のみとなりますが、一般客も多いため大きな荷物がある人は結構大変かと思います。シティラインはおおよそ15分おきに運行されています。
ラチャプラロップ駅 マッカサン駅からラチャプラロップ駅まで乗車時間は約2分です。シティラインの駅のホームには上りエスカレーター、階段、エレベーターが設置してありますが、下りのエスカレーターはありません。荷物がある方はエレベーターを利用しましょう。ただし決して大型のエレベーターではないため、人が多いときは結構待つことを覚悟してください。改札を出たら改札のすぐ近くにあるエレベーターを利用し地上階へ向かいます。バイヨークスカイホテル、インドラリージェントホテルはここから100メートルほどですので徒歩が一番便利です。マッカサン駅と同じく、タクシーは交通規制のため、プラトゥナーム方向にダイレクトに向かうことができないため、かなり迂回ルートを走ることになります。ディンデーンあるいはチャトチャック方向へ向かう人はタクシー乗車が便利です。
パヤタイ駅 ラチャプラロップ駅から終点であるパヤタイ駅へはほんの40秒ほどの乗車時間。このホームも同じくエレベーターを利用しましょう。BTSへの連絡通路を進むとチケット販売機、改札が見えてきます。BTSの改札では大きな荷物がある旅行客を見つけると係員がゲートを開けてくれます。ただし殆どのBTSにはホームからコンコースへ降りる下りエスカレーターもエレベーターもありませんので、旅行者の移動には大変不便だと思ってください。
パヤタイ駅のBTSへの連絡通路
BTSの係員が旅行者のためにゲートを開けてくれます
為替レート(現金 10,000円 両替)
バンコク銀行 2800 バーツ
タニヤスピリット 2870 バーツ
スーパーリッチ 2870 バーツ
2019-2-8 12:46