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国により異なるホテル事情
ホテルなんて世界共通でしょ?と思われる方、実は国により結構事情は異なります。
部屋があってベッドがあって寝泊りする所という点では同じですが、その利用方法、特に詳細な部分では他の国と少し違っています。
知っておくと少し得する知識を記載しますので是非ご一読下さい。
①ベッドに関して |
土地代が安く、料金の割には広い部屋に泊まれるのがタイの特徴の一つです。これに伴い日本とは全く異なるのがベッド、日本では一人でホテルに泊まる場合、当然シングルルームとなり、ベッドもシングルベッド、大きさにして幅が約100センチ前後となります。 しかしタイ・バンコクでは殆どのホテルでシングル・ダブル共用となります。大きさで言えば幅140センチ以上のベッドを一人で利用すればシングル、二人で利用する場合がダブルとなります。つまり日本での部屋のカテゴリーはベッドのサイズを意味するのに対しバンコクでは利用人数がカテゴリーを意味することになります。 またツインは日本とほぼ同じ100センチ前後のベッドが2台入れられた部屋がツインとなります。 一般的にツインベッドの部屋数はダブル(シングル)に比べ非常に少なくなっています。 |
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ベッドはシングル・ダブル共用 |
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ツインベッドの部屋数はダブルより少なくなっています |
②チェックイン(その1) |
空港からそれぞれの交通手段でホテルに到着、真っ先に行うのがチェックインです。ホテルを予約した際に発行されるバウチャーとパスポートを提示し、部屋の用意が整っていれば直ぐにお部屋へという訳ですが、最近日本を深夜に出発、バンコクに早朝到着する便が増え、場合によっては直ぐにお部屋を使えない場合もあります。
そんな場合、大きな荷物を預けて、さっさと外出してしまいましょう。最近では早朝から営業しているスパも多くなってきましたので、長旅の疲れを取りつつチェックインまでの時間を優雅に過ごすことが出来ます。 |
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朝7時から営業しているBHAWA SPA(バワースパ) |
③チャックイン(その2) |
お部屋の用意が出来ている場合、チェックインの際に求められるのがクレジットカードによるデポジット、仮にクレジットカードが無い場合、ある程度の金額を現金でデポジットとして預けなければチェックインを完了することが出来ません。
ここで大切なのが、カードの場合、チェックアウト時に確実にカード決済のキャンセルがされているかということ、預けた際に渡されるカード決済のスリップは絶対に捨ててはいけません。一般的にクレジットカードで決済した金額が銀行口座から引き落とされるのは利用後半月から1ヶ月後ですので、明細を確認し間違ってこのデポジットが引き落とされている場合、すぐにカード会社にクレームを申込んで下さい。
また、現金の場合大切なのは必ず「預かり証」を受け取ること、チェックアウトの際にこの預かり証が無ければデポジットの返金が受けられないこともあります。小さなホテルで深夜や早朝に到着する場合、ホテルスタッフの数も少なく、中には悪質な従業員もいて、「うちのホテルでは預かり証は発行していない」とか、「今専用のスリップが無いから」などと言った適当な理由をつけて何も発行しない場合があれば要注意です。 そんな場合、どんな紙でも構いませんので、英語で「DEPOSIT」と記載し、日付と名前を書いた上で受け取った従業員のサインを貰っておきましょう、或いは携帯で動画を録画しておくのも良いでしょう。相手の顔と現金を渡すところを動画で押さえておけば、間違いはありません、ただし「This is Deposit」という音声を入れるのを忘れずに。 |
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チェックイン時、パスポート、バウチャー、デポジットが必用になります |
④チェックイン(その3) |
無事にルームキーを受け取り早速お部屋へ、その際にホテルのスタッフが部屋まで案内してくれることが多いのですが、絶対に断ってはいけません。理由はお部屋の備品や内容に関してマンツーマンで問い正すことが出来るからです。 お部屋に入って直ぐにカバンを開けようとせず、まずは次のことを確認してください。 |
1.水回りの確認 トイレの水が勢い良く流れるかも併せて確認してください。また古いホテルの場合、トイレにペーパーを流すことが出来ないホテルもあります。その場合、使用後備え付けのハンドシャワーで洗い流し、ペーパーは水滴を取ることに使用し、ゴミ箱に捨てて下さい。 指示を無視してペーパーをトイレに流し、詰まってしまった場合修理代を請求されることもありますので、必ず指示通りにご利用下さい。 |
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洗面の水量 |
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バスタブ及びシャワーの水量と温度 |
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水量と利用方法を確認 |
2.VIEWの確認 タイ・バンコクのホテルではお客様の到着前に部屋を割りあてることはまずありません。 チェックイン時に清掃が完了した指定のグレードのお部屋を割り当てるのが普通です。このため、同じグレードの部屋であっても窓から見える景色が全く異なる場合があります。 また稀なケースですが、同じグレードの部屋であっても最近リノベーションを終えた部屋、まだリノベーションされていないお部屋など条件がかなり異なる場合があります。 案内されたお部屋に満足がいかない場合、まだ部屋を使用していない状態なら「Do you have another room?」と尋ね、空室があれば他の部屋を見た上で変更することも可能です。 |
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窓外の景色も大事です |
3.備品の確認(1) 意味は「無料」、つまりこの文字が書かれていたり、札が付いている場合は無料を意味します。 「Which is compliment water ?」 とスタッフに確認しておけば間違えることはありません。 |
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COMPLIMENTARYと書かれている場合もあります | ホテルのブランド名が記載されていれば無料飲料水のケースが殆ど |
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冷蔵庫に入れられている水は有料のケースが多い |
4.備品の確認(2) 髭剃り=Shaving Set、歯ブラシ=Toothbrush、などの単語が出ない場合でもスタッフが目の前に居れば身振りでの確認も可能です。 その際忘れずに 「is compliment ?(無料ですか?)」 の確認も忘れずに。 |
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備え付けていなくても無料でリクエストできるものもあります |
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スタッフが居る時に訊いてしまいましょう |
⑤セキュリティに関して |
セキュリティに関しては残念ながらタイ・バンコクは決して高いレベルであるとは言い切れません。 お部屋に荷物を残して外出する場合、部屋にセーフティボックスがあれば必ず利用しましょう。 余分な現金、パスポート、チケットなど紛失して困る貴重品は必ずセーフティボックスに入れて下さい。 残念ながらお部屋にセーフティボックスが無い場合、スーツケースに入れ必ず鍵を掛けてお出かけ下さい。 |
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お出かけの際、貴重品はセーフティボックスへ |
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ベッドメイク、清掃、備品補充と沢山に人間が貴方の部屋へ入ります |
⑥プールを楽しむ |
プール付きのホテルにお泊りの場合、水着を持参するか街中で購入するか、いずれにしてもプールを楽しんで下さい。ショッピングや観光など気温の高いバンコクで日中に外出すると暑さでかなり体力を消耗します。 そんな時水着に着替えてほんの30分程度でも水に浸かればリフレッシュ効果も高く、クールダウンも兼ねて英気を養うことが出来ます。 その際注意するのは下記2点です。 |
1.タオルは専用のものを利用しましょう。プールがあるホテルにはプール専用のバスタオルが用意されています。お部屋のものを持ち出して紛失した場合、チェックアウト時にタオル代を請求されることもありますので、専用のタオルをご利用下さい。 |
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プール専用のタオルを必ずご利用下さい |
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お部屋のタオルを紛失すると料金を取られます |
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特に夕方のプールはリフレッシュ効果抜群 |
⑦夜間の温度管理 |
日本では「エアコン」という製品が定着していますが、タイでは「エアー」という名前の「クーラー」です。つまり機能は「冷やし」専門。温度調節機能が付いてはいますが、設定通りに機能するかは疑問です。 特に夜間は建物や空調機器を照らす直射日光が無くなり外気温も下がるため、室内が異常に寒くなることがあります。 就寝前に肌寒いと感じた場合、温度設定を高めにしたり風量を弱めたりするなどして、空調の調整をしてからお休みなることをお勧めします。 |
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就寝前の温度設定と風量には要注意 |
⑧インターネットとDVD |
ホテルでのインターネットは 無料で利用可能なホテル 有料で利用可能なホテル 利用出来ないか、利用出来る場所が限られているホテル のいずれかです。 これらに関しては極力事前に確認しておくか、チェックインの際に確認しましょう。同時に利用する場合利用方法も併せて確認が必要です。また稀にWiFiは利用できず、LANケーブルのみ利用可能なホテルもあります。この場合、PCのみ利用可能でタブレット端末やスマートフォンはご利用頂くことが出来ませんのでご注意下さい。
また部屋によってはDVDプレイヤーが設置されているお部屋もあります。事前に分かっていれば数枚のDVDをご持参頂ければお部屋で鑑賞することも可能です。ホテルに設置されているDVDプレイヤーは殆どの場合リージョンフリーの機械ですので日本のDVDでもご覧頂くことが可能です。 |
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WiFiが利用出来るホテルが多くなりました |
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LANケーブルのみのホテルもあります |
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お気に入りのDVDやCDをご持参下さい |
⑨チップ |
外出する際に枕もとやテーブルの上にチップを置いていくのを忘れずにお願いします。 また新しい石鹸が欲しい場合なども、「New soap please」などメッセージを付けておくのも効果的です。 |
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電話の下に紙幣を挟んでおけば一目瞭然 |
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枕もとに置くのも一般的 |
⑩チェックアウト |
通常、ホテルのチャックアウト時間は正午の12時となっているところが殆どです。このため最終日に観光ツアーやゴルフに行かれる場合は、事前にチェックアウトをしておかなければなりません。 ホテルにとっては、お客様がチェックアウトした後でもお荷物と共にホテルから出て行くまで、お客様であることに違いはありません。このため、チェックアウトの後でも大きな荷物などは預かってもらうことが出来ます。 またチェックアウト時は必ずホテルスタッフがお客様のお部屋を確認しに行きますので、フロントでは10分前後の時間が掛かります。少し時間に余裕を持ってチェックアウトされることをお勧めします。 |
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チェックアウトにも10分程度の時間が掛かると思っていて下さい |