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99 Popular Road, Banmai Subdistrict, Pakkred District, Nonthaburi 11120, Thailand
開催期間:3月26日~4月8日 12:00~22:00
0-2838-5078
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2012年第33回バンコクモーターショーは3月26日(月)から4月8日(日)までの14日間、Impact Arena(インパクトアリーナ)で開催されました。
昨年からこの新しい会場に移動し、今年が2回目となります。
日本やフランクフルトのモーターショーは各メーカーがその年のコンセプトや新しい車の発表をメインとする「展示会」型のショーであるのに対し、バンコクのモーターショーは会場での販売を主とする「展示即売会」の意味合いが強く、各社とも営業スタッフが積極的に商談を重ねていました。会場の内外には銀行のブースも出展され、車両購入に伴うローン契約の交渉も行われています。
一昨年の2010年度は約2万8千台、昨年の2011年度は3万4千台の受注・予約販売があり、今年も平日から多くの入場者が詰めかけ、各社とも販売は昨年以上に好調とのことでした。
昨年の販売台数トップメーカーであるトヨタはハイブリッドカー「プリウス」を前面に押し出し、日本では今年発売の「ハチロク」のレースカーも出展、常に多くのユーザーで賑わっています。一方日産は昨年秋の日本のモーターショーに出展した電気自動車「TOWN POD」を押し出しているものの、実用化には未だ時間のかかりそうなタイではユーザーの関心が今一つで、トヨタに比べると集客がやや少なかったように感じました。ホンダのブースでは小型スポーツカーの「CR-Z」にユーザーが集まり、トヨタに次ぐNo.2としての座を揺ぎ無いものにしている感がありました。
海外メーカーではMINI COOPER、BMWの人気が高く、イタリアの超高級スポーツカー「ランボルギーニ」のブースではSOLDのプレートが付いた車も見られました。
また2012年度は昨年タイを襲った洪水の影響からか水陸両用車やキャンピングカーも展示され、こちらもユーザーの関心は高かったようです。
日本ほどではありませんが各メーカーのキャンペンガール達も会場を盛り上げ、これを目当てに来る人も多いのではないかと思われるくらいカメラのフラッシュを浴びていました。
インフラが日本のように充実していないタイでは「車」が主要な移動手段であることもあって、モータリゼーションが非常に盛んなタイでは洪水によるダメージが嘘のような大盛況のモーターショーでした。
尚2012年の販売状況は6日間で2万3千168台、このまま行けば昨年を大いに上回ることが予想されています。