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ホアヒンはバンコクから南西へ約200km、タイ湾を挟んでパタヤの対岸に位置し、バンコクからは車で2時間半ほどの距離にある海辺のリゾート地です。
1911年にバンコクからマレーシアへ続く鉄道が開業されたのを機に欧米人が数多く訪れるようになり、タイ皇室の保養地として王様の別荘が建てられたこともあって上品な隠れ家的リゾートとして発展を遂げ、海沿いにはファイブスタークラスのホテルが建ち並ぶようになりました。
現在の国王であられるプミポン国王様もこの地で静養されることが多く、街は清潔で治安の良いことでも有名です。
南北5kmに渡る美しい白砂のビーチは波も穏やかで、エンジン音のするマリンスポーツは禁じられており、ホテルのプライベートビーチ沿いでは乗馬を楽しむことが出来ます。海は遠浅ですがクラゲが多く生息することもあり、海水浴を楽しむというよりは海を見ながらのんびりされる人が多いようです。
一番の繁華街であるヒルトンホテル近くのビーチ沿いの道「Nares Damri Alley通り」には海辺へ突き出すような形でシーフードレストランが並び、夕方になれば海を背景に食事を楽しむ人の姿が多く見られます。
また、1924年に当時の王室関係者のみがプレイ出来る「ロイヤル・ホアヒン ゴルフクラブ」がタイ国最初のゴルフコースとしてオープンし、タイのゴルフ発祥の地でもあります。(現在は一般の方もプレイ可能です。)
北はチャアムビーチ、南はカオ タキアップへと続き、西側には国立公園を有する山岳地帯も広がっています。
一年を通じて温暖な気候に恵まれ、海や山といった自然に囲まれたホアヒンはタイの富裕層や外国人に愛される近場の高級リゾートとして賑わう場所です。